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2.冷え性が治ったらこんな悩みも消えた
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2.冷え性が治ったらこんな悩みも消えた

1. 朝のシャワーもできない寒がり
子供のころから寒いのは苦手だった私ですが、大学に入ってから足の冷えがひどくなり、冬がますます嫌いになってしまいました。スカートにストッキングだと寒さを我慢できないので、いつも靴下をしっかり履いて、ジーパンにスニーカーといったスタイルが定番です。
高校生のときまではよく運動もしていたのですが、大学生になると運動をする機会も少なく、それが原因かな、とも思っていたのですが、寒さに対してどんどん敏感になっていきました。
たとえば、夏の暑い日にスーパーに買い物に行っても、冷凍食品売り場は寒すぎてあまり長くいられないといった状態。いっしょにいる妹は「寒くない」というので、私はよっぽど寒がりだと感じていました。
真夏以外は朝のシャワーも、あとが寒いのでできず、寝る前に必ず湯船に入らなければなりません。
そんなことがずっとつづいていたので、ある日、漢方の先生に相談して、漢方薬をいただきました。これでよくなるならと、始めてはみたものの、種類がありすぎて、毎日、たくさんの量を飲まなければならないうえに、あの漢方独特の臭いがどうしても気になってしかたありません。それでも、オブラートに包んで、しばらくのあいだはきちんと飲んでいました。
ところが、あるときからノドの調子が悪くなって、いつも何かがひっかかっているような感触が残るので、漢方薬を飲むのをやめてみたところ、治ってしまったのです。
そんなことがあって、自分には合わないような気がしたので、漢方薬はやめてしまいました。
そして、今年の8月下旬、インターネットで冷え症専門の治療院があることを知って、「全国冷え症研究所」に相談に行ってみたのでした。
まず、体表温度を含めて、全身の計測をしていただいたのですが、私の場合は足先が冷たく、上腹部の温度が下腹部の温度より低いことがわかりました。
「内臓温度低下型」 「末梢血管収縮型」の冷え症だとそのとき教えていただき、お腹を冷やさないことと、シャワーマッサージ、ストレッチ、そしてショウガ味噌汁の3つを自宅でつづけるようにいわれました。
本当はすぐ始めたかったのですが、両親が旅行に出かけ、そのあと自分も旅行に行ったので、実際にきちんと生のショウガ味噌汁を試すようになったのは、9月も中旬になってからのことでした。
両親のいないあいだはチューブに入ったショウガを使っていました。簡単にショウガ成分をとれるサプリメントも試してみましたが、経済的には、生ショウガのほうが、ずっと楽です。
効果についていえば、生のショウガとチューブ入りのものでは、まったく違うものだと実感しました。朝御飯のとき、生ショウガを使うと、お腹を中心にポカポカ感が持続しました。
そのうえ、大きな変化があったのです。
実は私は生理痛がひどくて、毎月毎月、鎮痛剤を飲まなければ、我慢できないほど重症だったのです。妹もおなじように生理痛がひどくて、身体にはよくないと知りつつ、鎮痛剤を常備していました。
ショウガ味噌汁を飲んで2週間後、ずっと治らなかった生理痛がおさまったのです。
私だけではありません。私といっしょにショウガ味噌汁を飲みはじめた妹も、いったいどうしたんだろうと思うほど、痛みがなくなってしまったのでした。
我が家では食卓にショウガのすり下ろしたものを用意しておいて、各自好きなだけ使うようにしています。始めはお鍋に直接ショウガを入れたのですが、父が「ショウガの味や臭いが好きではない」ということで、各自が好きなだけ取るように、変えてみました。母と妹は「風味がいい」と喜んでいます。
10グラムのショウガというのは、結構たくさんの量です。味噌汁に入れるのがいちばん効果的だそうですが、それでもあまってしまったショウガは、積極的にほかの献立に使いきるようにしています。
まだ始めたばかり、3週間くらいしかたっていないのに、その期間で自分の身体が変わってきたことを実感できます。
このまま、自宅でも教えていただいた対策を実行して、今年こそは「寒すぎる冬」から、脱却したいと思っています。



 

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